ネイティブ vs PWAではなくて、悪いUX vs 良いUX


今回の記事のタイトルはEric Elliotのtweetから取ってきました。

PWAでやるのかネイティブでやるのかでユーザーのUX、ユーザーがどう自分のスマホの中でそのアプリを使うのかが変わります。

変わるポイントはいろいろあるのですが、まず最初にアプリをインストールしてもらうまでのUXについて整理してみます。

例えば友達とランチしてる時に「なんとかアプリが面白いよ」と聞いてその場でアプリがインストールされるまでのフローを整理してみると。

ネイティブアプリの場合
1. App Storeアプリを立ち上げる
2. 聞いたアプリ名を検索して、アプリを見つける
3. アプリの詳細ページを友達に見せて「このアプリだよね?」と確認する
4. iTunesのパスワードを入力する。(パスワードなんだったっけ…)
(ここでしばらくiTunes使ってないと登録したクレジットカードが使えないとかいうエラーが出てきたりもする)
5. ダウンロードがスタート
6. ダウンロードが終了したのでアプリをクリックしてアプリスタート

ステップの参考にしたブログ
https://www.swrve.com/weblog/the-physics-of-app-friction

ネイティブアプリのインストールの場合各ステップで20%ずつ脱落するらしいので、1000人で同じシチュエーションがあった場合:
1. 800人 (-20%)
2. 640人 (-20%)
3. 512人 (-20%)
4. 410人 (-20%)
5. 328人 (-20%)
6. 262人 (-20%)
と最終的にはアプリの名前を聞いても26%程度のユーザーくらいしかインストールしてアプリを立ち上げるところまで行かない計算になります。

PWAの場合は当然ステップも少なくなり以下の様なステップになります。

PWAの場合 (その1)
1. Chromeアプリかなにかを立ち上げる
2. Googleでそのアプリ名を検索する
3. 検索結果を見て「このアプリだよね?」と確認する
4. クリックしてアプリスタート

PWAの場合 (その2)
1.友達から「今ラインでそのアプリのリンク送るわ」と言われてリンクが送られてくる
2. ラインアプリを開く
3. 入っているリンクをクリックしてアプリスタート

PWAはURLだけあればいいのでQRコードを使えばスキャンするだけでアプリスタートします。

個人的にいままで友達からアプリのリンクが送られてきてダウンロードしたことなんかないけどPWAほど手軽にインストールできてギガが減ったりメモリの消費が少ないとアプリのリンクを送り合うというのもこれから増えるのかもしれません。

プレゼンの際にPWAのリンクを出してプレゼンの内容を手元のスマホで確認できたりPWAから質問したりとかできる様にしても面白いですよね。そういうの今度やってみよう。

実際PWAの事例は自分も作っているところなのであまり事例は無いのですが、インストール周りの測定はしっかりしていきたいと思います。