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【担当者必見】アプリのプッシュ通知のコツを成功事例をふまえて解説

ブラウザを閉じた状態でも送ることができるプッシュ通知は、メールマガジンの開封率よりも上回っているといわれており、大きなメリットとされています。

しかし、いくら有効なプッシュ通知とはいえ大量の通知を送り続けるだけでは、ユーザーに飽きられてしまう可能性もあるでしょう。

今回は、プッシュ通知で成功している事例を3つ紹介して、通知のコツを解説します。
目次
  1. カゴ落ちをした商品を通知でフォロー!
  2. 横浜マラソンの渋滞で大活躍!ナビタイムのプッシュ通知
  3. ユーザーが関心を持っているニュースだけを届ける!
  4. プッシュ通知の成功事例、共通項とは?

カゴ落ちをした商品を通知でフォロー!

無差別に通知するのではなく、ユーザーが少しでも興味を持ったものを通知をすることによって、結果を出した成功事例が「神戸レタス」のカゴ落ち通知機能です。

株式会社マキシムが運営するECサイト「神戸レタス」は、人気アパレルECサイトとして、多くの顧客を獲得しているサイトです。このサイトでもっともEC売り上げが高いのは、アプリ経由での売り上げです。

しかし、その売り上げの約3倍にも相当する、ある行為がユーザーのなかで行われていました。それは「カゴ落ち」です。

ユーザーが興味を持った商品が、カゴに入れられながらも、結局、購入までには至らなかったという現象であるカゴ落ちが、売り上げの約3倍もあることが発覚しました。

その打開策として神戸レタスが導入したのが「カゴ落ちプッシュ通知機能」です。

この機能は、カゴ落ちをしたユーザーに対して、プッシュ通知で追加フォローするというものです。無差別におすすめ商品を通知するのではなく、カゴに入れた(少なからずユーザーが興味を持った)商品を追加フォローします。

ユーザーが通知を受け取ってもそれほどストレスに感じないのが、この通知のメリットといえるでしょう。この機能を導入した結果、神戸レタスはアプリ経由での売り上げを6%アップさせるという結果を出しました。

横浜マラソンの渋滞で大活躍!ナビタイムのプッシュ通知

交通情報に関する成功事例が、ナビタイムのプッシュ通知です。株式会社ナビタイムジャパンが運営する、日本を代表する交通情報サイト・アプリである「ナビタイム」は、2016年、専用アプリおよびサイトに新たな機能を設けました。それが横浜マラソンを対象としたプッシュ通知です。

横浜マラソンは、首都高がコースに入っているため、開催当日は通常使用できる道路が閉鎖されて、複雑な交通規制が実施されます。そのため、横浜マラソン開催時は、大規模な渋滞が発生するのが恒例となっているのです。

横浜マラソン当日、渋滞を回避して迂回ルートに関する情報を求めているユーザーを対象としたのが、このプッシュ通知です。

この機能は、過去に対象エリアを走行したユーザーを抽出してプッシュ通知を行います。

渋滞を避けたいドライバーに対して、タイムリーかつ有効な情報をプッシュ通知で知らせることが可能なのが、この機能なのです。

結果、横浜マラソン当日は、他の通知よりも高い開封率を記録して、渋滞を避けたいユーザーに有益な情報提供をすることができました。

ユーザーが関心を持っているニュースだけを届ける!

アメリカ3大ネットワークのひとつである「ABC News」のサイト・アプリが行っているプッシュ通知は「パーソナライズ戦略」の導入によって成果を出した成功事例です。

パーソナライズとは「登録ユーザーすべてに同じ情報を提供するのではなく、ユーザー一人ひとりの属性・購買や行動履歴に基づいて情報を提供する」という定義です。

ABC Newsでは、ユーザーが興味のあるテーマを登録すれば、登録したテーマに関連したニュースがプッシュ通知されます。自分の好きなテーマさえ登録しておけば、一部をのぞいて関心のない情報が通知されることはありません。

このパーソナライズ戦略を導入した結果、ニュースの種類によってはスマホ経由の視聴率が全体の80%以上になったという成果を生み出しました。

プッシュ通知の成功事例、共通項とは?

プッシュ通知は、いつでも情報をユーザーに知らせることが可能な便利なものです。

しかし、無差別に通知を繰り返しては、逆効果となります。今回、取り上げた成功事例の共通のキーワードは「パーソナライズ」です。

ユーザーが関心のある、本当に必要な情報だけ迅速に届けること、これがプッシュ通知で成功するためのコツといえるでしょう。